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カトマンズでの日本大使館の対応について

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ネパールで地震が起きて6日がたちました。
ネパールの友人達から現地の様子が毎日のように伝わってきますが、普段は無秩序でいろいろな意味でいい加減な(いい意味でも,もちろん悪い意味でも)、ネパールの人たちの、地震の後の互助の精神は素晴らしいようです。他人を思いやる気持ちの豊かさに本当に尊敬の念を抱きます。暴動もおきてないしね。
we respect Nepal!!

それに引き換え カトマンズの日本大使館の対応のひどさが際立っています。大使館に避難している方もいるので、その方に迷惑がかかってはいけないと思い口をつぐんでいましたが、あえて僕の知っていることを公に話すことにします。これが現地の対応の改善につながればと思っています。

避難している日本人に、飲み水一滴、米一粒も支給しない。自分達で持ち込んだ食料とカセットコンロで自炊しているそうです。
大使館に避難できていることを、なるべく他の日本人に公表しないように求められる。これ以上来て欲しくないそうです。国によってはホテルを回って避難民を大使館に誘導しているというのに。
防寒用のブランケット、も支給されず たまたま 見つけたら 「よくみつけましたね」だって。 他にもないか探すのが当たり前でしょう。小さな子だっているんです。
年に一回の避難訓練では、食料の備蓄の説明、大使館からのラジオ放送などがあるとのことらしかったのですが、何一つ行われていないようです。
各国が自国民保護のために飛行機を無料で飛ばしているようですが、日本にはいまのところその動きはないようです。

いざという時の邦人の保護というのは日本大使館の、重要な任務であると僕は認識していましたが、どうやら 本当のいざという時には 何もしてくれないようです。このことは数日前に外務省にも抗議をしましたが、いまのところなにも変わらないようです。

大使館員よ、ネパールの人を見習おうよ。
日本だって数々の天災を乗り越え、助け合い生活してきたじゃないか。東北の震災の時はいろいろな国が助けてくれたことを忘れてないよね。天災の苦しみを僕たちは、よく知っているからこそ、こういう時にネパールに力を貸したいじゃないか。
それがなんでしょう、同じ日本人にすら手を差し伸べることができないなんて。
心底 がっかり、失望しています。

このささやかな投稿が、少しでも現地の対応の改善になればと思います。
先にも書きましたが、このことで避難している人たちが不利益を被るなら即座に消去します。ここ数日考えて、投稿することにしました。

we pray for Nepal!

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