チャイの思い出

ハイ、ブラザーまずは一杯どうだ

店主が差し出したチャイグラスには7分目ほどチャイが注がれていた。

たまたま乗ったリクシャドライバーに連れてこられたお土産物屋。普段なら観光客目当てのドライバーの言うことなど右から左に聞き流すのだが、つい魔が差してしまい、5分だけという約束で、彼の友人だという土産物屋に連れてこられたのだ。

雑居ビルの奥、薄暗い部屋、土産物屋というにはあまりに少ない品揃え。

狭い店内には5人ほどの男たちが黙って立っている。

さあ チャイを飲め

窓を背に座る店主の表情は逆光でよく見えない。

チャイグラスを手に取る僕を男たちがじっと見守る。

誰も何もしゃべらない。

 

一度持ったチャイグラスを棚に置き、埃だらけの商品を手にとってじっくりと眺める。質問をすると男は短く答える。穴があくほどひとつずつ商品を眺めながら出口に近づく。ドアノブに手をかけ店内を振り返った。

5分って約束だったな。5分たったから帰るよ。

なんでチャイを飲まないんだ。俺の友達を疑うのか

ドライバーの怒声が背中から聞こえるのも構わずビルの外に飛び出て通りがかったタクシーに飛び乗った。

 

そんな僕が選んだかわいいチャイグラスがオンラインストアに再登場!

写真撮り直しました。6個セットだとちょっとお得です。

美味しいチャイを飲んで、ほっと一息つきましょう。

 

https://chahat.thebase.in/items/2257201

 

 

 


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