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何故だかわからないけど、若い頃から布が好きでした。
高校時代にお小遣い貯めてアフリカの泥染めの布を買ったり、大学時代、旅先の沖縄でたまたま入った骨董屋で古布の端切れを見つけて有り金はたいて買い占めたり。あの時は東京に帰る2泊3日のフェリーの中で食べるものを買うお金もなくてひもじい思いをしました。かといって裁縫の知識もないのでその布で何かを作ったというわけではありません。ただ気に入った布を見つけると手に入れずには入れなかったのです。多分、DNAに布好きの遺伝子が組み込まれているのでしょう。大人になってもそれは変わりません。好きな布を見るとどうしても欲しくなります。相変わらず裁縫の技術はありませんが。

インドは布好きにとっては天国です。
広大な国土でそれぞれの地域に根ざした、精緻で素朴で生き生きとした布たちが織られています。イギリスの植民地時代にいちどは途絶えたかに思えた布産業ですが、ガンジーをはじめとした優れた指導者のもと、織物文化の伝統は復活し、現代でも各地で手織りの生地が織られています。繰り返しますがインドは広い、一生かけてもまわる事は出来ません。それでも、毎年インドを訪れる度に、新しい布との出会いを求めて新しい街を訪れるようにしています。

チャハットでは、大好きなインドで見つけた布たちを沢山並べています。機会があれば是非布たちに会いに遊びに来て下さい。

チャハットの布の取り扱い店
神奈川 chahat ズシ  fabric camp
東京  TODAY’S SPECIAL自由が丘
京都        TODAY’S SPECIAL京都BAL店
インターネット販売 fabric camp web shop

*chahatでは布の卸売り販売もしています。興味をもっていただけたらご連絡ください。
tel 046-870-3127   mail: chahat@chahat27.com

 

chahatで取り扱っている布たち

・ブロックプリント

 

木版(ブロック)で版画のように色を重ねて行くプリント技法をブロックプリントといいます。シーシャムやラームなど固さの違う木をデザインによって使い分けた木版で描き出されるデザインには、手仕事ならではの愛おしさがギュッと詰め込まれています。複雑なデザインになると24色もの木版を使った布もあるんだそうです。

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・A.Pradeshの布

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南インドの空港のある町から東に400kmほどのA.Pradesh州にあるその村は、機織りのコミュニティーになっています。糸を紡ぎ、染めて、糸を巻き、水牛の糞をもやした灰で糸をつなぎ、お米の糊を吹き付け、PitLoomと呼ばれる機織り機で織り上げる。機織りの工程を分業で受け持ち、村全体で1枚の布を織って行きます。この地方はインド洋に近く、海からのほどよい湿気のおかげでとてもよい生地が織れるのだそうです。

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・藍染めの布

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「天然のインディゴで染めた糸で生地を織っている村がある!」
そんな噂を聞きつけ向かったのは、昔からずっと憧れていた手織りの布の産地である南インドのデカン高原の村。早速迎えに来てもらった車に乗り込み、広大なデカン高原をひたすら走ります。頭に荷物をのせて遠くの寺院を目指す巡礼者、収穫された真っ赤な唐辛子が堆く積まれた畑、そして果てしなく広がる綿花の大地。幹線道路から外れしばらくデコボコ道を走ったところに染色の工房はありました。工房の一角に山羊の糞を深く敷き詰めた床に30ほどのインディゴポット(藍壷)が埋め込まれた部屋があり、次々と壷を移動しながら糸を染めて行きます。一つの壷で一日に染められるのは3束までなのだそうです。近郊で作られる深い藍色のインディゴケーキ(染料の固まり)の美しさときたら息をのむほどでした。
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インドの布たち | 2015 | fabric, product
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