朝のこと、犬を連れて歩いていると前方のアスファルトの上にこんもりとウンチがある。
海へと続くこの道は、犬の散歩する人が多い。
なるべく見ない様にして、足早に通り過ぎようとすると、我が犬の様子がなんだか落ち着かない。前足と後ろ足を近づけたおぼつかない足取りのまま数メートル歩き、まさかのこと、こんもりとしたウンチの真横で用を足し始めた。
その距離約30cm。
しゃがんで生まれたてのウンチを回収し立ち去ろうとしたものの、事情を知らない通りがかりの人が今僕を見たら、もしかして飼い犬のウンチを拾わない非常識な人と思うのではないか…
中腰のまま、こんもりとしたウンチを横目でにらみ逡巡、仕方なく息を止め、ええいままよ
すっかり冷たくなったウンチを拾い、散歩を続けた。
ウンチは拾おう。
(今回のブログは写真なしです)