人には得て不得手があるのは承知している。だが、それも程度問題ではないだろうか?
RBooとバンコクにCNRのためのビーズを仕入れる為に出張に行った時のことである。滞在期間も短いのでなにかとテキパキと即決で仕事を進めていかなくてはならない。ある地下のアフガニスタン人の店でとても奇麗なブルーのビーズの連を見つけた。値段もそこそこだ。
“よし全部買おう。RBooさん何本あるか数えてくれたまえ。”
数分後数え終わってよしっとつぶやくRBooに
“何本だった?”
と聞く。
“…………..忘れちゃった……”
“…..バカ….”
とにかく次のアポイントがある。
表通りにでてタクシーを拾おうとするのだが、なかなか捕まらない。生憎と時計を持っていないので時間がわからない。機転を効かせてRBooが近くの人に愛想良く時間を効いている。満面の笑みでタイ人にお礼を言いRBooが戻って来た。
“何時だって?”
“………….忘れちゃった……”
“…バカ…”
親にもバカと言われたことが無いのに一日に二度もバカと言われたと憤慨するが、僕だって一日に二度もバカなんて同じ人に言いたくはない。
RBoo曰く、ものを数え終わったり、時間がわかったりした時点でわかったことに満足してすぐに忘れてしまうのだそうだ。数字に著しく弱いのだね。
今月22日から24日までの大阪truckでのCNRの展示会に着て頂く予定のお客様がいるようであれば簡単な算数の問題を用意することをおすすめする。なにか面白い出し物がみれるかもしれない。